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February 17, 2008

企業にいると腐るし濁る

 基本的に私は組織に所属することが嫌いである。組織は一定の目的を達成するためには必要不可欠なものであり、その組織が効率よく安定的に機能していれば個人に比べはるかに大きな力を持つことができる。そういった意味では組織を否定するものではない。

 現在、私は金銭を得るために企業と言う組織に所属している。こればかりは仕方のないことで、いつかは必ず離脱する。それまでに、準備を少しづつではあるが整えている。最終的にどうなるかは一重に自分自身にかかっている。大きな自由度が与えられる組織であれば一考の余地はある。

 ようやく、企業は社会的責任や環境意識を変えてきたようであるが、一部の名の知れた大企業が名乗りを上げているだけなのではと思っている。中小企業であってもそれなりに頑張っているところはあるが、割合は少ないのが現状だろう。日本の会社組織の何割がそうであるのだろうか?

 企業に社員として所属することにより、企業理念、経営理念、企業の社会責任、企業の環境への取り組み、労働安全衛生など、会社に所属すればそれなりに吸収し、組織人として成長していくのが一般的である。
 しかし、企業によっては、成長できる可能性がないところも多々あろう。中小企業で経営者の理念もしっかりしていなかったり、組織としての教育体制が、おろそかなところや、表向きだけで取り繕っている会社も少なくない。
 そのような組織にいることは、個人が腐るし濁るだろう。頭のよい人間であれば、そのような中から離脱していくことが可能だろうが、外を知らない、もしくは、疑問を抱かない人間であれば、誤りが常識になってしまう。

 いま、私は環境教育を自治体から依頼を受け実施している。少なくとも、地球環境問題、地域の環境問題、労働安全衛生、公害防止などの事柄に精通していると自負している。
 しかし、企業で仕事をしている方にあっては、会社で教育を受けているだろうにもかかわらず、何も意識がないことが多い。結局のところISO14,001など認定を受けている会社であろうと、意識は薄いのだ。労働安全衛生のことなど大半の末端の労働者は意識していないのではないだろうか。

 また、環境問題やら労働安全衛生、公害防止など考えているとしても、企業は営利目的の組織であるから、個人としては考えていても、組織として動くときは目を瞑ることもあろう。最近では食品の偽装や衛生管理の問題が多く問題化している。いずれも内部告発で発覚したケースが多いと聞く。必ずや、環境や労働衛生に関しても企業内に問題を温存しているところも多々あろう。内部告発のような形で表に出てきていないだけかニュースとして取り上げられないからなのだろう。

 企業内にいても常に自分の思考で判断することが必要なのである。末端で働くパート労働者、期間労働者、派遣社員、アルバイトなどの雇用体系で勤務している方であっても私は同様だと思う。企業に毒されて、腐ったり、濁ったりしたら個人にとってもマイナスなのだ。

 会社の都合で土日曜日が、思うに任せることができなくなっている。公人として自治体から依頼を受けているにもかかわらず、その責任に対応できないのは非常に残念なことである。会社にもの申したところで何の解決もないことは判っている。しかし、何らかの形で解決しなくては期待していただいている自治体を裏切ることになってしまう。模索するしかないようだ。よい解決方法があればよいのだが。。。

 企業にいることで、私は腐りつつあるのかもしれない。目も瞑っているのかもしれない。しかし、常に濁らず、腐らず、大自然の泉のようにクリアーでいたいのだ。

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